
共和土木株式会社(黒部市)
舗装部 笹島 智子 さん
Q1.いまどんな仕事をしていますか。

Q2.男性社会というイメージが強いですが、建設業を仕事にしようと思ったきっかけは。また、それはいつ頃ですか。
医療系の職場から転職し、21年前に現場事務員として入社しました。まったく畑違いからの転職で仕事を覚えるのは大変でしたが、男性社会で働くことへの抵抗はまったくありませんでした。周囲の男性陣も、私が女性だと強く意識していることもないように思います(笑)。私はもともと声が低いので、現場や電話に出るときは明るい声で話しかけるようにしていますね。
Q3.建設業への入職の不安はありましたか。また、実際に働いてみてどう思いましたか。
不安はありませんでした。実は、小さい頃から建設機械や道路工事の機械が大好きで、小学校の写生大会で黒部川河川敷風景を描かなくてはいけないところを、バックホー(パワーショベル)だけを描いたりしていた子どもでした。いまでも大型の建設機械がトレーラーで運搬されていく姿などを見ると、「ワァー、カッコいい」と年甲斐もなく興奮します。
Q4.「女性が働きやすい職場」とはどのようなものだと思いますか。

Q5.建設業で働く魅力、やりがいはどんなところですか。
工事が完成したときの達成感でしょうか。女性ならではの細やかな心遣い、整理整頓能力が活きる仕事だと思います。
Q6.この仕事の一番のやりがいは何ですか。

Q7.建設業は3Kというイメージがありますが、どう思いますか。
天候に左右されますし、寒いときは寒く、暑いときは暑く、実際にキツイとは思います。冷暖房の効いた事務所の中で仕事をするのとはまったく違った環境です。危険に関しては、KY活動の徹底で安全への意識が当たり前になっています。現場作業では、一般の歩行者の安全が最優先。もちろん、現場の方々の安全にも充分気をつけています。
Q8.休日はどのように過ごされていますか。
長女に子どもが生まれ、おばあちゃんになりました。孫は1歳になります。近くに住み、よく泊まってもいくので可愛がっています。「孫は無責任に可愛い」と人から聞いていましたが、このことかと実感しています。映画鑑賞や、本を読むのも好きですね。映画は「海猿」、「踊る大捜査線」が好き。何回観ても同じところで泣けます。本は、赤川次郎の作品をほぼ読み尽くしました。最近は警察組織や官僚組織の裏側を書いた小説などを、真実はどうなのかと思いながら読んでいます。知ったかぶりの知識だけが増えています(笑)。
Q9.今までで一番印象に残っている仕事は何ですか。また、失敗したことはありますか。

Q10.将来の目標は何ですか。
10年前に一級土木施工管理技士の資格を取得しましたので、今後の資格取得は計画していません。今は、目の前の仕事に一生懸命に頑張るだけです。
Q11.建設業を志す女性へのアドバイス、メッセージを。

現場の1日の流れ
7:30 | 朝礼、打合せ、作業準備 |
8:00 | 作業開始 (午前休憩 15分) |
12:00~13:00 | 昼食・休憩 |
13:00 | 作業開始 (午後休憩 15分) |
16:45 | 後片付け |
17:00 | 日報、帰宅 |
担当現場作業があるときは、上記の流れに沿って、写真撮影、出来形測定など。担当現場を持たないときは、他現場の書類作成。施工体制は、多くても2班。舗装部全体工程の動きによって変わります。