2022年5月2日

コミュニケーションの大切さを痛感する日々です

昭和建設(株) (高岡市)
 工事部主任 宮田 康弘さん

 

Q1.現在、どんな仕事をしていますか。

 高岡土木センターが発注した「主要地方道新湊庄川線道路総合交付金舗装工事」射水市島地区の道路拡幅工事を行っています。この工事は、道路を拡幅し歩道を構築する事により、近隣の方々や通勤・通学者が安全に通行できるようにすることを目的として進められています。
 私は現場代理人として、工程・出来形・品質・安全など工事全体を管理する仕事に携わっています。円滑に工事を進めるために行う発注者や地元関係者との打合わせなどでは、学生時代によく言われたコミュニケーションの大切さを痛感する日々です。

Q2.建設業を選んだ理由、仕事のやりがいを教えてください

 大学で環境土木を専攻していたので、その知識や経験を活かし地元富山県内で建設業に係わる仕事がしたいと思い、地元の会社に入社しました。
 契約から工事完成に至るまでの間、発注者・協力業者さんと協議をしながら現場を進めていきます。現場ではそれぞれの工程が終わるごとに達成感を得られますし、形が出来上がっていくのがはっきりと分かる仕事なので、とてもやりがいを感じます。

Q3.現場の環境について教えてください

 学生時代は建設業に対し3K(キツイ・汚い・危険)といったイメージを持っていましたし、実際に屋外で仕事をすると夏は暑く・冬は寒く、正直つらいと感じることはあります(笑)。ただ、入社して15年の間にかなり改善されてきたと思います。
 例えば、週休2日制の導入や快適トイレ等の普及など、働きやすい環境づくりが進んできたので、ここ数年は女性の現場監督員も見られるようになってきました。弊社でもこの4月に女性が入社し、現場で活躍しています。
 この現場では、私は休日の作業が極力発生しないよう進捗をしっかりと把握しながら作業を進めています。また、安全面に関しては、現場で毎日のKY活動や作業間の連絡調整を行い、危険作業にならないようにしています。

Q5.将来の目標を教えてください

 現場での経験や実績を積み、沢山の人と出会い、これからの人生を楽しく過ごしていきたいと思います。建設業を志す皆さん、もしどこかの現場でお会い出来たら気軽に声を掛けてください。それも一つの出会いなので。

Q6.建設業を志す方へのメッセージ

 ひとことで建設業といっても、土木・舗装・建築など業種は多岐にわたり、工種や仕事の内容も様々です。ものづくりに携わり、大きな達成感を感じたいと思う方は建設業で働いてみてはどうでしょうか? 働きやすい環境づくりが推進されており、女性の現場監督さんも増えてきています。

現場の1日の流れ
8:00~8:30 朝礼、安全ミーティング
8:15~12:00 現場巡視、安全管理(途中15分休憩)
12:00~13:00 昼休み
13:00~13:15 工程に関する打合せ
13:15~16:45 現場巡視、安全管理(途中15分休憩)
16:45~17:00 後片付け
17:00~18:00 事務所での書類整理
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