丸新志鷹建設株式会社(立山町)
土木部 嘉藤 拓弥 さん
Q1.いまどんな仕事をしていますか。
入社して今年(平成28年)4月で3年目。普段は現場での測量や事務所でのCADの操作、現場写真の整理、工程管理、材料の発注、作業員への指示などの仕事をしています。私がこれから入る現場は、真川大橋床版工事です。路面下の基盤となるコンクリートの補修です。これまでは、常東合口幹線発電所工事に関わっていました。
Q2.建設業を仕事にしようと思ったきっかけは。また、それはいつ頃ですか。
富山大学工学部で機械工学を専攻しましたが、大学生活や就職活動の中で自分の性格や将来のことを見つめ直した結果、製造工場などでの機械系の仕事は自分には合っていないと感じました。父が土木系の仕事をしていたこともあり、もともと建設業に興味は持っていました。就職活動の際、卒業学科を指定している建設会社が多く、面接すら受けさせてもらえなかったこともありましたが、なんとかこの会社に就職することができました。「歴史もあり、地元やネパールにも貢献している素晴らしい会社だよ」の父の一言が決め手になりました。
Q3.実際に働いてみてどうですか。
Q4.建設業で働く魅力はどんなところですか。やりがいは何ですか。
Q5.建設業は3Kというイメージがありますが、どう思いますか。
Q6.入社前はどんなイメージを持っていましたか。
土木の仕事をしている人や職人さんは屈強で、なんだか怖そうというイメージがありました(笑)。でも実際は皆さん男気があって優しい方ばかりです。こちらの段取りが悪かったり、連絡ミスをした際には、怒られることもありますが楽しい話もたくさんしてもらえます。
Q7.休日はどのように過ごされていますか。
エンジンをいじるほどではありませんが、車やドライブが好きで、先日、栃木県の日光東照宮に7時間かけて行きました。運転するのはまったく苦ではありませんね。他には小学1年生から始めたサッカーです。大学ではサークルでプレーしていました。今も友人や先輩とフットサルを楽しむこともあります。昨年、会社のメンバーでリレーマラソンに参加したこともいい思い出ですね。お揃いのTシャツを作り、20kmを9人でつなぎ、208チーム中20位でゴールしました。
Q8.今までで一番印象に残っている仕事は何ですか。また、失敗したことはありますか。
印象に残っているのは、常願寺川のそばにある常東合口幹線発電所の工事ですね。取水口や沈砂池、水圧管路などをつくりました。失敗というと、計算ミスで生コンの量が少なく現場で到着を待ったこともありますが、いまのところ大きな失敗はありません。失敗する前に上司が気づいてくれたり、こちらから相談したりしていますから。上司が気軽に相談しやすい雰囲気を作ってくださっているので感謝しています。
Q9.将来の目標は何ですか。
2級土木施工管理技士に合格したばかりです。経験を積み、1級取得に向けて勉強を続けていきたいですね。
Q10.建設業を志す人へのアドバイス、メッセージを。
この仕事は人によって支えられています。いい人間関係があれば、いい仕事ができると思います。年上の人たちと話をすることが多く、コミュニケーション能力も大切です。楽しい仕事ですので、一生の仕事としてやっていけると思ったなら不安を感じないで、ぜひこの世界に入ってきてください。
現場の1日の流れ
8:00~8:15 | 朝礼…体操、KY活動、作業内容、手順確認など |
8:15~10:00 | 現場での作業…測量など |
10:00~10:15 | 休憩…ミーティング |
10:15~12:00 | 現場での作業…作業状況の撮影など |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~13:15 | 打ち合わせ…明日の作業の確認など |
13:15~15:00 | 現場での作業 |
15:00~15:15 | 休憩…ミーティング |
15:15~17:00 | 事務所での内業…明日の測量準備、1日の写真整理、上司と現場の進行具合の相談など |
17:00~ | 帰宅 |
丸新志鷹建設株式会社
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺49番地
TEL:076-481-1201