近藤建設株式会社(富山市)
建築部 平野元嗣さん(25)
Q1.いまどんな仕事をしていますか?
Q2.建設業で仕事をしようと思ったきっかけは? それはいつ頃ですか?
高校で建築について学んでいくうちに建設業に興味を持ち、建設業への就職を強く考えるようになりました。近藤建設に入社して8年目になります。
Q3.建設業で働く魅力はどんなところですか?
工事を工程通りに進め、工期内に終わらせるためには、協力会社の方や職人の方とのコミュニケーションが重要です。また、品質の高い建物を作り上げるためには、より良い現場環境が大切です。朝礼時に危険予知活動をしたり、毎日現場を見て回り、現場環境をチェックしたりするなどして、より安全な環境を作ることにも力を入れています。良い環境で良い建物を作る。その中で経験を養い、技術的なノウハウを理解する。そうすることで、協力会社の方や職人の方から信頼を得て、人脈を広げることもできます。
Q4.この仕事の一番のやりがいは何ですか?
現場では、毎日様々な工事が行われています。同じ工事、同じ現場はなく、日々変わっていきます。そんな現場を管理していると、多くの苦労がありますが、”もの”を作り上げる喜びも感じられます。毎日現場に出て、経験を積み重ねていき、より良い建物を作って完成させる。完成したときには、それまでの苦労以上に満足感と達成感、そして充実感を得ることができます。
Q5.建設業は「3K」のイメージがありますが、どう思いますか?
入社する前は正直、そういう思いがありました。でも実際に入ってみると、きついことばかりではありません。楽しいことも多く、やりがいもあります。周囲の言葉に惑わされるのではなく、自分で考えて見てみること。感じてみてください。建物が完成し、お客さまに引き渡して客観的に見られるようになったときの喜びはひとしお。「1つのものができあがったなあ」と。現場でのそれまでの苦労を忘れてしまうほどです。
Q6.休日はどう過ごしていますか? 趣味はありますか?
GWなどでまとまった休みが取れると、妻と一緒に旅行に出掛けています。雄大な自然が広がる北海道や沖縄は特に思い出に残っています。今度、桜の名所として知られる青森県の弘前城に行く予定です。仕事柄、旅行先でも建築物に目がいきます(笑)。日曜の午後には、2級建築士の資格試験に向けて予備校で学んでいます。今年7月に学科、9月に実地試験があります。合格して、これまで日曜に寂しい思いをさせてきた妻に恩返ししたいですね。
Q7.これまでで一番印象に残っている仕事はなんですか?
これまでの仕事が全部と言えば全部ですが、入社して初めて携わった富山市内の小学校の建築です。最初から完成まで立ち会えたことと、わからなかったからこそ得るものも多く、思い出深いのかなと思います。また、保育園の建設を担当したとき、完成時に子どもたちから記念の首飾りをもらったことがあります。可愛らしい首飾りに子どもたちの気持ちがたくさん込められていて、とてもうれしかったですね。
Q8.将来の目標は何ですか?
1つでも多く経験し、知識を身に付け、会社の大きな力になれる人材として、また職人の方に信頼される人材になることです。
Q9.建設業を志す方へアドバイス、メッセージを
建設業には様々な仕事があります。それぞれ異なりますが、人を支える仕事に変わりはありません。働くなかで楽な仕事はなく、手を抜いた仕事では達成感や充実感を得ることはできません。自分の仕事に意義を見つけ、確実に結果を残し、また次の大きな目標に向かって苦労を重ねながら努力してこそ、満足感を得ることができると思います。仕事と休日でオン・オフを切り替え、適度な息抜きと集中力で毎日を楽しんでください。
現場の1日の流れ
8:00 | 全員でラジオ体操、朝礼 |
8:10 | 新規入場者教育、KY(危険予知)活動 |
8:20 | 施工図の打ち合わせ、作業員への指導・監督 |
8:30 | 作業開始 |
10:00~10:10 | 休憩 |
12:00 | 昼食・休憩 |
13:00 | 安全工程打ち合わせ、品質確認 |
15:00~15:10 | 休憩 |
17:00 | 作業終了、確認、業務日報確認 |
20:00~21:00 | 帰宅 |
近藤建設株式会社
〒930-0038 富山市緑町1丁目1番10号
TEL:076-491-3021