寺崎工業株式会社(高岡市)
建築部　川端　千裕　【かわはな　ちひろ】さん

Ｑ1.普段、どんな仕事をしていますか。

Ｑ2.男性社会というイメージが強いですが、建設業を仕事にしようと思ったきっかけは。また、それはいつ頃ですか。

小学生の頃から住宅の間取りを描くことが好きで、よく広告紙の裏に描いていました。中学３年生で進路を決める際、建築科があることを知り、先生に勧められたこともあって高校は建築科に進み、専門学校も建築科へ進学しました。
就職活動は建築方面に絞っていて、就職フォーラムでたまたま座った寺崎工業のブースで、担当者から「今、女性がものすごく必要」と言われ、入る前から女性を受け入れてくれている気がして好感を持ちました。あのとき話を聞いていなければ今の自分はなかったかもしれません。

Ｑ3.建設業への入職の不安はありましたか。また、実際に働いてみてどう思いましたか。

入社してすぐに何もわからず現場に出て“監督さん”と呼ばれたとき、 自分はそういう立場なのだと、身が引き締まる思いとともに不安に駆られま した。
一つの現場でもいろいろな職種があり、たくさんの職人さんが出入りして います。職人さんといっても自分よりも年上で、それも男性ですから、現場 で指示や注意をしなくてはならないことがあっても初めはなかなかできない ことが多々ありました。年数を重ねていくうちにそれができるようになり、 もう不安はありません。
職人さんと話すことも好きで、仕事とは関係のない話をすることもありま す。それもコミュニケーションの一つで、現場の仕事がスムーズに進むこと につながると思います。

Ｑ4.建設業は「女性が働きやすい職場」だと思いますか。

娘が今2歳で、出産の1カ月前まで働いていました。さすがに現場には出られないので、その時は社内で図面を描いたり、見積もりを手伝ったりしていました。その後、1年の育児休暇をいただき仕事に復帰したのですが、忙しい時期に抜けたのにも関わらず待ってくださいました。
復帰後も私の環境を考えて現場の割り振りを考えてくださっていて、帰宅時間を早くしたり、子どもの体調不良などで会社を休むこともありますが、社員みなさんの理解もあり、仕事を続けられています。会社には大変感謝しています。

Ｑ5.建設業で働く魅力、やりがいはどんなところですか。

Ｑ6.この仕事の一番のやりがいは何ですか。

苦労や大変さがありながらも“カタチ”になり、後世にも建物が残り、いろいろな人が暮らし、使っていく。完成したらそれで終わりというのではなく、ずっと付き合っていくものです。人と人とのつながりが大切です。現場ごとに環境が違うのでいろいろな問題や障害が出てきますが、それらを乗り越え、完成したときはやりがいを感じます。

Ｑ7.建設業は３Ｋというイメージがありますが、どう思いますか。

建設業に限ったことではなく、どの業種でもその要素はあると思います。上司や先輩に昔の話を聞くと、今の労働環境はずいぶん良くなったと思います。現場にいいイメージを持たない人もいると思いますが、それが性に合っている人もいますし、現場環境も昔と違うのでイメージだけで決めつけてほしくないと思います。

Ｑ8.休日はどのように過ごされていますか。

夫婦共働きなので、休日は家族と過ごす時間を大切にしています。
高岡古城公園やおとぎの森公園に出かけていますし、開業したばかりの北陸新幹線に乗って家族3人で東京ディズニーランド＆シーに行ってきました。
もう少し子どもが大きくなったら、もっと家族で旅行に出かけたりもしたいですね。じっとしていられない性格で、家事をしたり、友人と遊んだりと充実しています。

Ｑ9.今までで一番印象に残っている仕事は何ですか。また、失敗したことはありますか。

 
寺崎工業株式会社
〒933-0046　富山県高岡市中川本町14番18号
TEL:0766-23-1261